ほのかなレモンと木の香りの冬のエッセンシャルオイル

A&P LE JOURNAL DECEMBRE 2025

本日ご紹介するのは、レモングラスです。

常に最高のエッセンシャルオイルを求めて、もうすぐ来る冬のことを考えながら、マダガスカルの旅行中に、高さ約2メートルの長い緑の葉を持つこの熱帯の草を見つけました。この草からはハーブのようなレモンのようなほのかな香りと、ほのかな木の香りがするエッセンシャルオイルが抽出されます。

E.LEMONGLASS (レモングラス)

Cymbopogon flexuosus  (Nees ex Steud.) Stapf

科名:イネ科
採油部分 : 地上部
収穫時期 : 6月/7月/8月/9月/10月/11月/12月

インド原産と考えられるレモングラスは、高さ2メートル近くまで密集する熱帯性のイネ科植物です。長く灰緑色の葉は直線的で硬く、直立しています。葉を潰すと強いレモンの香りが漂います。6月から12月にかけて地上部の草本植物が収穫されます。地上部は地面から約20センチのところで刈り取られますが、再生が非常に速いため、収穫期には複数回の刈り取りが可能です。レモングラスを蒸留すると、ウッディな香りを持つハーブ系とシトラス系のエッセンシャルオイルが得られます。レモングラスのエッセンシャルオイルは、リトセア・クベバのエッセンシャルオイルと同様に、スミレの香りを持つイオノン類の原料となるシトラール分子を抽出するための天然原料として広く利用されています。

レモングラスの精油は複数あり、いずれもレモングラス属に属します。ジャワレモングラス(Cymbopogon winterianus)、セイロンまたはスリランカレモングラス(Cymbopogon nardus)、東インドレモングラス(Cymbopogon flexuosus)、西インドレモングラス(Cymbopogon citratus)、ピンクパーム(Cymbopogon martinii var motia)などです。多くの熱帯地域では、レモングラスは精油に加えて、家畜の肥料としても利用されています。サトウキビ産業で得られる糖蜜と混合されることがよくあります。

 

採油方法:水蒸気蒸留

外観 :透明、淡黄色から橙黄色の流動性液体

主成分:ゲラ二アール、ネラール

使用方法:アロマテラピー、香水、化粧品類、食品

 

 

この連載を紡ぐ人

収穫カレンダーは、世界各地の産地を旅し、
素材と向き合うジャン=クロード・デイム が紡ぐ連載です。


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