秋の到来に
A&P LE JOURNAL OCTOBRE 2021
本日ご紹介するのは、ティートリーです。
あなたの暮らしに喜びをと願いながら、今日も最高の精油探しを続けています。秋が到来した今、あなたにご紹介したいのが、ティートリーの精油です。ハーバルで、ウッディなティートリー…
もう数年前になりますが、オーストラリアに出かけた時にティートリーの木を見つけました。枝には細長い葉がつき、その色は鮮やかな緑で、白く美しい花を咲かせていました。

Melaleuca alternifolia
科名 : フトモモ科
採油部分 : 葉
収穫時期 : 6月7月8月9月10月11月
ティートリーは、枝にたっぷりと葉をつけたオーストラリア固有の常緑樹です。葉は、細長くて薄く、明るい緑色をしています。花はコットンのようで、開花すると、まるで綺麗に着飾っているかのように見えます。
ティートリーの葉が持つ薬効成分は、何世紀も前からオーストラリアの原住民に知られていました。しかし、精油が採られたのは20世紀になってからのことで、当時は野生の木から採取されていました。そして今、この種を永続させるために、過去20年に渡って栽培の発展がなされてきました。葉の刈り取りは夏ごろから始まります。葉の中に最も精油が含まれる時期、そして葉が最も茂る時期に行われ、2年以内に同じ状態に戻るように葉が刈り取られます。こうして、ハーバルでウッディな香りを持つ精油が得られるのです。
ティートリーは、1770年にイギリス海軍のジェームス・クックによって発見されました。イギリスの海軍たちは、その葉を煎じて紅茶の代わりに飲み、「ティートリー」と名付けました。
しかしながら、この名付け方は、フトモモ科で一般的にティートリーとも呼ばれるものと、本物の茶の木(Camelia sinensis)とを混同させる問題を起こしています。間違えらやすいものには、ニアウリ (Melaleuca quinquenervia)とカユプテ(Melaleuca leucadendron)の2つがあります。
採油方法:水蒸気蒸留法
外観 :透明~薄緑色の液体
主成分:テルピネオール-1,4、αテルピネン、ガンマテルピネン
使用方法:フレグランス類、化粧品類、アロマテラピー
Jean-Claude DEYME